2017年 10月 25日
![]() ![]() 住宅の役割として人間が人間らしい生活を営む為に必要な、ハード的要素とソフト的要素を合わせ持つ建物と考えます。 1.ハード的要素としての製品価値 ‣構造的に堅固で耐久性があること。 ‣機能的に便利で近代化生活ができること。 ‣ファッション的に家族と合致していること。 ‣その他製品として完全であること。 2.ソフト的要素(環境としての利用価値) ‣感覚的に衝動意欲を満たしているか ‣本質的に幸福な家庭生活の条件を満たしているか ・家族が心身共に健康であること ・家族が平和と安心な生活を保てること ・家族の経済に破綻をきたさないこと ・家族の躾ができて子孫繁栄すること ・毎日が快適な生活を続けられること ・その他、幸福の条件が仕組まれていること ‣永久的に長持ちする条件 ・住む人がいつまでも愛情をもって楽しく生活ができること ・時代の変還に耐えて不便や不自由を感じさせないこと ・古くなればそれなりの価値を出すこと ・住宅は壊れる物ではなく壊される物の認識の中で壊されない住宅とは何かの追求 3.ヒューマニティ―的要素 ‣施主の幸福を願って仕事をする心 ‣木(気)配り、木(気)使い、木(気)組の結晶 ‣職人の意地と執念による至誠(施主に対する祝福の心) 以上、住宅の三大要素があり住宅の役割を分担しています。 一般的にはハード的要素のみを追求する人が多いようでが、 正しい住宅の役割について次回からお伝えいたします。 ▲
by hitomi-koumuten
| 2017-10-25 14:43
| マイホーム
2013年 11月 12日
![]() 基礎の鉄筋組です。コーナーの補強及び継手定着長さも十分に確保されています。 べた基礎の多くは、一度スラブコンクリートを打設し、その上に立ち上がり基礎を 再度、打設する工法が一般的ですが、この鉄筋組を見ても解る様に一度にスラブと 立ち上がり基礎を打設する工法です。普通よりも手間が掛かるのはもちろんですが 加えて型枠を組み立てる技術も必要になります。 一度でスラブと立ち上がりを打設するので、当然継ぎ目もなく強度も増すのが解るかとおもいます。 ![]() ポンプ車を使って隅々まで楽に作業が、進みます。 ![]() ポンプ車をコントロールするオペレーターが、自らコンクリートを枠内に流し入れてくれます。 ![]() 枠に入ったコンクリート。後を追うようにして、 バイブを掛け玉にならぬよう丁寧に馴染ませて行きます。 ![]() 型枠に出したレベル墨が、コンクリートで汚れるため 噴霧器を使って綺麗にしていきます。 ![]() このピンは、天端ビスと言って等間隔にセットされビスの頭でレベルを出し そこを基準にレベラーを流し入れて、正確な基礎に仕上がります。 基礎屋さん丁寧な仕事ありがとうございました。 ▲
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| 2013-11-12 11:37
| 建築現場から
2013年 11月 07日
![]() 先階造り。94.5坪・長年住み慣れた立派なご住まいですが、 この度、解体し木造平屋建てに建て替える事となりました。 ![]() 数えきれない程の家族の思い出がいっぱい詰まった家。 お世話になった感謝を告げて、解体が進められました。 お名残惜しいところですが、今は、新居での新しい生活に夢と期待で 思いを巡らせています。 ![]() 基礎工事が始まりました。地盤調査の結果念入りな転圧を実施し、べた基礎工法で 工事を進めています。 この後、瑕疵担保保険による配筋検査を行います。 ![]() 建て方に向けて、大工さんが手刻みで木材を正確に加工していきす。 最近では、プレカット(工場で機会が加工する)のが多くなっていますが 人見工務店では、職人の育成と伝統技術の継承を含め今でも大工さんによる 手刻みを重視しています。 ![]() 大きな構造材に柱のホゾ穴をつけている所です。 建て方までの刻みは、約2週間ほどで完了です。 次回、建て方のご案内をお楽しみに! ▲
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| 2013-11-07 11:32
2012年 02月 25日
![]() ![]() N様とのご縁は、私どもと40年も前からお付き合いをしている方からご紹介を頂きました。 写真は、地鎮祭の様子です。平成23年11月18日に挙行いたしました。 仕事始めの鍬入れは、ご主人様の大事な役目です。神主により今後の工事が無事故に完成し 又、この家が末永く繁栄しますようにと、祈願していただきました。 ![]() ![]() 建設予定地は、立木があった山林でした。伐採。伐根をし更地になった土地です。 建物が建つ範囲の柔らかい部分を掘り起こして、そこに砕石を埋め戻して硬く強固な 地盤をつくりました。こうする事で、地震に強いしっかりした地盤に成りました。 ![]() ![]() 平成23年12月28日、地盤調査。スウェーデン式サウンディング試験。 前もって、表層の改良をしてあったので試験の結果は、良好です。 写真でも解るように、先端が鋭くとがってスクリュウ状になった物で回転させながら 地面を掘り下げて調査を行います。 ![]() ![]() 丁張り掛けをしている所です。建物より少し大きめに杭を打ちレーザー墨出し器で 杭にレベル墨を写し、そこに板を打ち付けた後に建物の基準となる芯墨を記して丁張りは完成。 これに基づいて基礎工事が進められて行きます。 ![]() ![]() 基礎となるコンクリートを流し込む型枠が完成し、平成24年1月31日コンクリート打設。 養生の期間を十分にとってから、型枠を丁寧に取り外し基礎の完成です。 ▲
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| 2012-02-25 16:27
| 建築現場から
2012年 02月 11日
![]() ![]() 土台と基礎は、アンカーボルトで締め付け固定。 土台と柱は、柱止めプレートを取り付けてさらにフリーダムコナーでしっかりと 固定します。建物の要所は、この様に耐震補強が施されています。 床下の金物は、JOTOの鋼製束を使用。電気亜鉛メッキと黒色クロメート処理で サビやシロアリを寄せ付けなず耐久性に優れ、アフターメンテナンスも容易な物です。 ![]() ![]() 床下の断熱材は、旭化成のジュピーを使用。次世代省エネ対応品です。 床に敷いているのは、気密シートです。これを天井と壁に隙間なく貼り付けジョイント部は テープで固定する事で、建物全体の気密性を高く保つことが可能になり断熱性の優れた住宅 になります。因みに、天井には16kgで100mmの断熱材が2枚重ねになっています。 壁は、16kg・100mmが充填してあります。 ![]() ![]() 外壁:防火サイディングを張っているところです。長さ3メートルの材を二人で張って いきます。固定する釘は、釘打ち機で固定されていきます。 天気が良く青空で晴れているとはいえ、少し雪も残っていて気温は、零度と寒い中での 作業ですが、クオリティーの高い仕事をお願いします。もう一息です頑張ってください。 ▲
by hitomi-koumuten
| 2012-02-11 12:05
| 建築現場から
2012年 01月 31日
![]() ![]() 平成23年11月3日地鎮祭を執り行いました。この度のお客様は、わが会長の同級生の お孫様でございます。 T様の家は、40数年前に人見工務店が建築いたしました。今回、世代を超えて 再び人見工務店で建築が出来ることに対して、感謝の気持ちで一杯です。 期待に背かぬように、存分に腕を振るいたいと思っています。 建て方に向けて刻みも着々と進んでいます。 ![]() ![]() 平成23年12月24日。瑕疵担保の配筋検査がありました。無事に適合。 鉄筋は、15Cmピッチでタテヨコにしっかりと組み込まれています。 目を閉じて歩いても足を踏み外さないのには、驚きでした。 手前に見えている白い物は、地鎮祭の時にお祓いをし神主から預かった 鎮め物です。建物の中央に納めました。 基礎コンクリートを打設したには、平成24年1月12日。天気に恵まれ凍結の心配はなさそうです。 ![]() ![]() 1月24日。土台敷き。先行足場も掛け終えて準備は万端です。 土台の下に厚さ2cmの基礎パッキンを敷いて換気をとります。 黒く見えているのがパッキンです。土台の下全てに敷きます。 ![]() ![]() 1月27日。建て方。20tクレーンを使い大工6人で作業が進められ 3時頃には、2階梁まで組み終え日が落ちる前に棟まで無事に完成しました。 天気には、恵まれたとはいえ外での作業う。寒さにも負けず又、怪我、事故も無く 無事に終了できたことは何よりです。皆さんお疲れさまでした。 ▲
by hitomi-koumuten
| 2012-01-31 17:01
| 建築現場から
2011年 12月 16日
![]() ![]() 平屋建て21.5坪 A様邸が完成しました。 洗面脱衣室の壁・天井には、湿気に強いサワラ板を張りました。 檜によく似ていますが、柔らかくて狂いが少ないうえ調湿性にも優れています。 トイレの木製カウンターは、手洗いボウルに合わせて流線状にカットしました。 1mの高さまで杉の腰板を張り、残りはクロスで仕上げてあります。 ![]() ![]() 玄関には土足のまま使用出来る収納がついています。 収納内部には3段の棚がついています。 下駄箱は松材を使い造り付けで設置されています。 吹き抜けのリビングには、太い丸太張りが組み込まれており 耐震力を高めています。 奥には6帖の和室があり、さらに3帖の納戸がついています。 対面キッチンの奥には食品庫と造り付けのカウンター付き食器棚があり 使いやすいキッチンになりました。 ![]() 屋根はガルバリウム鋼板仕上げ 外壁は防火サイディングを張りました。 9.5mの大きなウッドデッキで見る夜空のほし星は、見渡すかぎりの大きな プラネタリウム。時を忘れて眺めるも良し。また、満月の夜空を満喫しつつ 月見酒も粋なもの・・・使い方は、色々ですが那須高原の大自然は、貴方のもの! 完成した別荘で、素敵な時間を存分にお楽しみください。 この度の出会いを心から感謝申し上げます。 有難うございました。 ▲
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| 2011-12-16 12:10
| 建築現場から
2011年 11月 29日
![]() ![]() 階段の両脇全体に造られた本棚は、お客様こだわりの収納スペースです。 階段途中の踊り場には読書をする為のカウンターが設置されています。 階段を上がりきったホールにもたっぷりの収納がつくられました。 ![]() ![]() 洗面脱衣室もお客様の要望で、木製カウンターにボウルを取り付けた シンプルな化粧台にしあがりました。鏡も特注品です。 ちなみに壁、天井にはサワラ板を使用しました。 テラスの屋根にもこだわりがあり、強化ガラスを張る事でリビングに 沢山の光を取り込む工夫がほどこされています。 ![]() ![]() 屋根いっぱいに設置された太陽光発電システム。 合計30枚のパネルで5.5k発電されます。 この家の場合、消費電力よりも発電電力が勝っており月々の使用電気料金が0円で、 買電により若干ですが収益があります。 羨ましい限りですね! 引き渡してから早3ヶ月が過ぎました。 エコキュートや蓄熱ヒーターなどを完備したオール電化住宅に、太陽光発電システムを 設置する事で、ランニングコストのかからない住みごごちのいい快適な住まいになりました。 ▲
by hitomi-koumuten
| 2011-11-29 16:45
| 建築現場から
2011年 10月 22日
![]() ![]() 大切な建物を白アリから守る為に、防蟻処理工事は念入りに行わなければなりません。 工事は、天井に耐火ボードを張っているところです。 断熱材を入れながら二人一組での作業になり段取り良く工事が進められて行きます。 ![]() ![]() フローリングを張っている所ですが、一昔前まではフロアー釘で一本一本止めて 張っていたのですが、今では機械を使いワンプッシュで止めてしまいます。 軒天の下地を造っているところです。屋根の角度に合わせて固定されます。 ![]() ![]() 丸太梁の廻りに(首切り)と言って耐火ボードが隙間なく張れる様に梁に溝を付けています。 鋸とのみを使って手際よく溝が付けられて行きます。 ウッドデッキの工事です。材は全て防腐処理済みの注入材です。 息の合った二人での分担作業!みるみる形になって行きます。 ![]() ![]() 天井に仕上げのクロスを貼っているところです。 ここでも二人掛かりで作業が進められて行きます。 貼りつける為の糊は、メーターを測りながら機械で糊付けされています。 ここまで来ると、間もなく工事は全て完成になりますが、最後まで気を緩めず しっかりと管理をしながら進めなければなりません。 ▲
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| 2011-10-22 15:38
| 建築現場から
2011年 02月 25日
![]() ![]() 2月14日 土台敷き、基礎の天端に墨出しをしボルトの位置を土台に正確に 写しドリルで穴をあけて、基礎に設置して行きます。 ここで狂いが出ると建物に歪みが出てしまうので要注意です。 加工された材料を現場に運び建て方の準備完了。 翌日、足場を掛け2月17日の建て方を待つだけです。 ![]() ![]() いよいよ建て方です。現場担当のトキちゃんこと時庭が指揮を取り 7人の大工が、手際良く組み立てて行きます。 クレーンで吊られた桁を柱のほぞにカケヤでたたきながら組み込んでいます。 この日は、棟まで組み上げて作業終了。翌日、2階の隅木・タル木・破風を取付て 野地板(構造用合板)まで打ち付け完了。予定通り工事が進みました。 事故無く、高所の作業は、滞りなく無事に終わり一安心です。 ![]() ![]() ▲
by hitomi-koumuten
| 2011-02-25 17:34
| 建築現場から
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